群発頭痛の検査について|一宮市の脳神経内科|あたまと内科のうえだクリニック

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群発頭痛の検査について

このコラムでは脳神経内科専門医が体調や健康に関する情報をわかりやすくお伝えします。
今回お伝えするのは「群発頭痛の検査について」です。

群発頭痛の診断と検査の流れ

 

この記事の要約

群発頭痛の診断は、痛みの特徴をくわしく聞く「問診」が中心になります。

痛む場所・持続時間・頻度・涙や鼻水などの症状・周期性が、診断の重要な手がかりです。

検査は「他の病気が隠れていないか」を確認するために行います。

まずCTで、出血など緊急性の高い異常がないかを確認します。

 

 

頭痛で受診すると、「どんな検査をするのだろう」と不安に感じる方も多いと思います。
今回は、群発頭痛がどのように診断されるのか、問診で聞かれることや、CT・MRIといった検査の役割について、わかりやすく解説します。


診断の中心は「問診」

群発頭痛は、血液検査や画像検査で「この数値、この所見が出れば群発頭痛」と決まるような病気ではありません。診断の中心となるのは、痛みの特徴をくわしくうかがう「問診」です。医師は、これまでの頭痛の経過から群発頭痛らしさを判断します。次のような点が重要な手がかりになります。

 

問診で確認する主なこと

・痛む場所(片側か、目の奥かなど)と、痛みの強さ・性質

・1回の発作が続く時間と、1日・1週間あたりの回数

・涙・鼻水・充血など、痛む側に出る症状の有無

・発作中にじっとしていられるか、動き回ってしまうか

・決まった時期・時間にくり返すか(周期性)

 

頭痛が出ているときの様子がわかると、診断の大きな助けになります。


検査は「出血など他の病気が隠れていないか」を確認するため

群発頭痛は問診で診断できることが多い病気ですが、よく似た症状の裏に脳の病気が隠れていないかを確かめるために、画像検査を行います。
特に初めての受診時や、症状がいつもと違うときには、検査がとても重要になります。


まずCTで、緊急性の高い異常を確認

当院では、まずCT検査を行います。CTは短時間で撮影でき、痛みが強いときでも体への負担が少ないのが利点です。脳出血やくも膜下出血といった、緊急の対応が必要な病気がないかを、その場ですばやく確認できます。頭痛の診療では、まずこうした「危険な病気」を除外することが何より大切です。

 

診断から治療へ

問診と検査の結果から群発頭痛と診断されれば、いよいよ治療に進みます。群発頭痛には、激しい発作をすばやく止める方法と、発作そのものを起こりにくくする方法があります。

群発頭痛も治療をすることで頭痛の頻度を減らしたり、頭痛の強さを少しでも軽減していくことを目指します。治療の詳しい内容については次回解説します。

よくあるご質問

Q. 検査は、痛い発作のときに受けないといけませんか?
A. いいえ。CTやMRIは、発作が起きていないときでも受けられます。むしろ落ち着いているときのほうが、ゆっくり検査を受けられます。気になる症状があれば、発作の有無にかかわらず受診してください。

Q. CTやMRIの他にも必要な検査はありますか。
A. 頭痛の状態にもよりますが、血液検査などを行うこともあります。群発頭痛であれば薬物治療が必要なことが多く、血液検査でも他の異常がないか確認しておくと安心です。

 

こんな方はご相談ください

・片側の激しい頭痛がくり返していて、一度きちんと調べたい

・自分の頭痛が群発頭痛かどうかを知りたい

・頭痛の記録をつけているが、まだ診断を受けていない

 


当院では、問診とCTなどの検査を組み合わせて、頭痛のタイプを見極めます。お気軽にご相談ください。